本社スタッフのNです
三寒四温の日々。いかがおすごしでしょうか?
寒い!寒い!と言い続けている頃、
西宮市内のスーパーマーケットで、
「春」を見つけました
はい!春の山菜たちです
山菜、お好きですか?
「それなりの年齢になってから、好きになったかも…」
って方、おられますよね?
私は…ハタチを迎えるすこーし前くらいに
第一次山菜ブームがやって来まして…
(加えて、ヘヴィメタと歌舞伎にハマっていた統一感のない学生でした)
それ以降も、うまく出逢えると小躍りして買ってしまいます
とはいえ、ご存じのとおり、
春の山菜たちは出回る時期がとても短ーい
そのうえ、春ならどこでも手に入るわけでもなくー
タイミング良く出逢えたら、ほんとラッキー
でもね、高いんですお値段が
即買いしたくても、一応躊躇します。。。
だけど今春は躊躇せず、特に大好きなたらの芽ほか…を買ってしまいました
だって、去年からコロナ禍でいろんなことガマンしてるし…
今しか出逢えないんだし…今しか食べられないんだし…
って自分に言い訳して
山菜たちが加わり、いつもの天ぷらに「花」ならぬ「春」を添えてくれました
春の山菜の醍醐味といえば、
ほろ苦さをうまく引き出した料理の数々…
春の訪れを感じる献立はどれも美味だけど、やっぱり天ぷらが好き
ほんのすこーし抹茶をまぶしたお塩でいただきます
山菜は色味もカタチも地味だけど…滋味深い
あっ!シャレじゃないですよ。
栄養価がとても高いことで知られています
春の山菜だけでも30余種あるといわれています。
代表的&調理しやすいモノを挙げてみました↓
■ふきのとう:別名「春の使者」
食する部分は、つぼみ。
苦味が程良いとされる小さめを選びましょう。
最近では栽培品も売られていますが、
自生しているモノは、ビタミンCの含有量が約15倍だとか。
そりゃあもぉ、美肌・若返りに期待ですよね
カリウム、リン、鉄、食物繊維を多く含み、
さらには利尿作用のあるクエルチンや苦味成分のケンフェロールほか、
健胃効果もあるそう。
— 天ぷらや和え物、おひたしのほか、お味噌汁に入れても〇
■たらの芽:別名「山菜の王様」
たんぱく質、ミネラル、ビタミンE、食物繊維が豊富
苦味成分のエラノサイドは糖の吸収とインスリンの上昇を抑えることから、
ダイエットにも期待できそう。
ほかにもアルコールの吸収抑制効果や整腸作用も。
β-カロテンは風邪や花粉症にもお役立ち。
ビタミンEは油と一緒に摂ると吸収率が高まります。
— 天ぷら、ソテーがおすすめ。
■こごみ:
クサソテツというシダ科の若芽。
β-カロテン、ビタミンE&C、葉酸、カリウム、食物繊維…
実にさまざまな栄養素がたっぷり
— 天ぷらやおひたし、和え物に。
■山うど:
葉の部分に含まれるクロロゲン酸は
ポリフェノールのひとつで、抗酸化作用が。
いわゆる「サビ」をやっつけ、細胞の若返りを図ってくれます
— 酢味噌和えのほか、天ぷら、きんぴらも美味。
■わらび:
食物繊維、ナイアシン、ビタミンEが豊富。
ナイアシンは脳年齢を若返らせる力があるとか。
そして、ビタミンEといえばアンチエイジングに不可欠な栄養素。
たらの芽、こごみと同様、活性酸素を抑え、
皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力をUPさせるといわれています
— おひたしでいただくのが一般的。
山間部住まいでない限り、
お散歩がてらに出逢うことのない山菜たち。
もし、運よくスーパーマーケットや朝市などで出逢えたら、
ぜひ!食してみてください。
早春しか味わえない、日本ならではの食文化のひとつですから
もちろん、山菜以外にもこれからの季節、
春野菜も続々お目見えしますよね。
旬の野菜は、その時期に私たちのカラダに必要な栄養素がいっぱい
自然の恵みに感謝して、おいしくいただいて、
ラッキーハッピーいい毎日をおすごしくださいね。