夏バテ+夏疲れの救世主「米ぬか」活用法

本社スタッフのNですcrying

9月に入りました。

9月1日は「防災の日」。

大正12年(1923)9月1日に発生した関東大震災にちなみ、

昭和35年(1960)に制定されたそう。

また、前年には伊勢湾台風により大きな被害が発生したことも、

由来のひとつと言われています。

 

そして、9月1日は雑節のひとつ「二百十日」。

こちらの歴史はさらにさらに古く、

貞享(じょうきょう)元年(1684)、暦に取り入れられたそうです。

時の将軍は徳川綱吉の時代。

なぜ、二百十日かというと・・・

立春から数えて210日目。

(正確にいうと、その年によってずれが生じます)

統計学的に台風が来襲しやすいというよりも、

この時期は稲の開花期にあたり

台風が来ると稲作に甚大な影響を与えることから、

「厄日」として、戒められて来たそう。

また、漁師にとっても出漁できるか否かとともに、

生死に関わる問題。

実際、この時期、過去に大きな災害をもたらした

室戸台風、枕崎台風、

そして、既出の伊勢湾台風などが日本列島を襲いました。

 

今年は台風の当たり年とも言われていますが、

(そんな当たり年は要らないけど・・・)

日本各地に繰り返し自然災害が発生。

気候も落ち着かず、

「私の所は大丈夫」的な確信、揺らいでいませんか?

備えと身を守ることを真剣に考えなきゃ!

と、今年ほど思った年はなかったように思います。

 

今シーズン、最強クラスとされた台風21号。

9月4日(火)午後2時頃、兵庫県神戸市に再上陸した時、

私の住む同県西宮市も猛烈な暴風雨に恐怖を感じました。

と同時に停電!おまけに断水も!

(マンションの貯水タンクは電気で可動のため)

阪神淡路大震災で被災した経験から、

ライフラインのありがたみは、日々十分感じて来たけれど

今回、何よりも電気が通電していなければ

何もできないことを痛感。

IHのキッチン、電子レンジ、冷蔵庫、スマホ、テレビ・・・

みーんなです。

暴風雨の恐ろしさと停電・断水の不便さ・・・

心身ともに、もぅ、ぐったりでした。

 

台風21号による停電が完全に復旧するまでは

まだ日数がかかるそう。

そして、伊勢湾台風を上回るとも言われる被害の数々・・・。

賢人たちの知恵により、

より便利に、よりハイテクになった現代が

自然災害により、脆くも崩れてしまったことを受け止め、

ここから学んだことを、この先どう活かすべきか?

大きな課題を与えられたように思います。

 

猛威を振るい、甚大な傷跡を残した台風21号が温帯低気圧に変わった頃、

今度は北海道に震度7の地震。

もう・・・本当に・・・辛くて悲しくてなりません。

被害の実態は日を追うごとに明らかになりそうです。

どうか、どうか、道民お一人おひとりが

すこしでも早く穏やかな日常生活を取り戻せますように。

 

台風や豪雨、猛暑・酷暑・熱暑で

夏バテや夏疲れしている人、いませんか?

実は・・・

どんな時でも食欲だけは衰えることのない

大食漢の私が、

ここ10日ほど、食欲がないんです

これには誰よりも自分自身がびっくり

これって、夏バテ+夏疲れ

「それ、台風前後の低気圧のせいよー」

と言ってくれた知人もいましたけど

 

夏疲れであっても、低気圧の影響であっても、

カラダの不調に効果ありありの食材をご紹介します

 

その前に!

夏バテを招く理由って、

ビタミンB群不足って知ってましたか?

恥ずかしながら、私は知りませんでした

ビタミンB群は、私たちが生きるための源である

エネルギー生成に欠かせない栄養素

日々摂取した栄養素をエネルギーに変え、

そして、つくる役割を担っています

なので、当然のことながら・・・

ビタミンB群が不足すると、エネルギーをつくり出せず、枯渇し

結果、夏バテや夏疲れを引き起こしてしまーう

納得ですよね

 

ビタミンB群は動植物性食品に広く存在していて、

今や、日本人の食生活で不足することはない!という説も

「なぁんだ。じゃあ、あえて意識して摂る必要ないよね」

と、安堵してもいられないんです

 

私たちのカラダは常に基礎代謝が行われていますよね

眠っている時も、脳や臓器は活動中。

つまり、エネルギーは日夜、消費中。

そのうえ、ビタミンB群は水溶性のため、

汗と一緒に排出されてしまうそう

だから、夏バテになってしまう

スポーツでの消費量の多い人、

お酒をたくさん飲む人、炭水化物が大好きな人は

積極的にビタミンB群を補うようにしましょう

さらに、ストレスもビタミンB群を多く消費してしまうとか

気をつけないと

 

ここで、

「もしかしてビタミンB群不足かも!?チェック」

をしてみましょう

□疲れやすい

□寝ても疲れが取れない

□日中眠くなる

□集中力が続かない

□イライラする

□肩こりがなかなか治らない

□口内炎・口角炎ができやすい

□風邪をひきやすい

□下肢が重い・しびれる

どうでしたか?

ひとつでも思い当たるなら、可能性あり

 

ビタミンB群は8種類あって、その働きもいろいろ。

そのうち、夏バテ予防に大切な

糖質・脂質・たんぱく質の三大栄養素を

エネルギーに変えてくれるのは・・・

①ビタミンB1:糖質代謝を担う

_[多く含む食材]うなぎ、豚肉、まいたけ ほか

②ビタミンB2:脂質代謝を担う

_[多く含む食材]レバー、牛乳、わかめ ほか

③ビタミンB[6:たんぱく質を担う

_[多く含む食材]まぐろ、かつお、卵 ほか

 

先日放送していた健康情報番組では

リポーターがとある米農家を訪ねていて、

そのファミリー全員がニコニコしながら

「夏バテなんてしたことないですよ」と

日中、陽射しを浴びに浴び、農作業をされているはずなのに

その秘訣は「米ぬか」でした

「米ぬか」と聞くと・・・

お漬物のぬかを思い浮かべませんか?

でも、私はぬか床も作ってないし、

普段もお漬物はめったに食べません

 

が!なんと!「米ぬか」は

お米の炭水化物を除いた状態でも、9割の栄養を含んでいるとか

そして、ビタミンB1とB6が豊富

既出の米農家のファミリーは、

夏バテ防止に毎日「米ぬか」を工夫して食べているそう

どうやって摂取しているか、気になりませんか?

紹介されていた摂取方法は、

「米ぬか」さえ手に入れたら、すぐにでも実践できます

詳しくは、のちほど

 

「米ぬか」はスーパーでも売っています。

「炒りぬか」を見つけた時は“食用”を選ぶこと

調味料などが入っているのはお漬物用なので、

原材料を見て、「米ぬか」とだけ記載してあるものを

私は時々行く精米所に

「ご自由にお持ち帰りください」と書かれている「米ぬか」の山から、

コンビニのビニール袋1袋分を頂戴して来ました

 

生でも炒りぬかでも、まずは殺菌と油分を飛ばすため

フライパンで、中火にして数分炒ります。

すこーし色が変わったら、火を止めて。

粗熱が取れたら、密封容器やジッパー付きの保存袋へ。

冷蔵庫に入れて、2週間ほどで使い切りましょう

 

「米ぬか」そのものは薄味。

なので、どんな食材ともケンカしないのが利点

 

ここで、既出の米農家さんが紹介されていた食べ方を

●炒りぬかふりかけのおにぎり

炒った「米ぬか」に、じゃこ、ごま、のり、かつおぶし、塩などを混ぜ、

ふりかけにして、おにぎりにまぶすだけ。

●米ぬかミルク

牛乳に混ぜるだけ。シェイカーがあれば、なおイイかも。

ビタミンB1とビタミンB6が豊富な「米ぬか」は

ビタミンB2が豊富な乳製品との相性もバツグン!

三大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)を

効率良く代謝させてくれるそう。

●米ぬかヨーグルト

きなこのように、ヨーグルトにかけるだけ。

はちみつを加えると、滑らかに。

 

そのほか、フライものを作る際、薄力粉に混ぜたり、

納豆やお味噌汁、カレーライスにも。

 

私も今、何にでも入れて、何にでもかけています

もちろん、決して即効性のあるモノではないけれど、

自然の恵みとチカラを信じて実践中

とんでもなく暑かった今年の夏。

頑張ってくれたカラダをねぎらって、

ビタミンB群をカラダにプレゼントしてあげましょう

そして、ラッキーハッピーいい毎日をおすごしくださいね。

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