幸福な脳のつくり方①

本社スタッフのNですcrying

日の出の時刻も早くなり、

昼間の陽射しは、春の訪れを感じさせる雰囲気smiley

うれしいですよね

 

数週間前、関西の平野部でも積雪の予報で、

(実際には、まったく降りませんでした)

も止まるのでは!?という日、

寒さに震えながら芦屋へ向かい

脳科学者・茂木健一郎先生の公開講座を受講しました

 

その前日には、同じく脳科学者・中野信子先生のトーク番組があり、

凡人の私にもわかりやすく、興味深いお話がいっぱい!

そして、翌日は茂木健一郎先生の公開講座と、

2日連続で脳科学に触れる機会に、キモチは大盛り上がりでした

 

中野先生のお話にも触れたいけれど・・・

今回は茂木先生のお話を

 

公開講座では、壇上に呼ばれるというハプニングもあり

茂木先生とも会話を

というわけで、今回は「幸福な脳のつくり方」①です。

 

 

脳にもアンチエイジングが必要ですよね。

枯れさせたり、サビさせるわけにはいきません

「セレンディピティ」という言葉をご存じですか?

幸福な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することをいいます。

それこそが、幸運に出会う能力であり、

幸福の入口、そして、脳のアンチエイジングへとつながります

 

でも、ココでいう偶然とは、棚ぼた的な出会いではなく、

「行動」「気づき」「受容」の3つのサイクルを回していくこと

やはり、努力は必要でした

 

まずは、「行動しましょう」。

アクションを起こすことから、すべては始まります

次に、出会ったことに「気づきましょう」。

そして、最後は「受け容れましょう」。

もしかしたら、その『偶然の出会い』は、

受け容れ難かったり、自分の世界観を変えてしまうかも

でも、柔軟な発想・姿勢ですべてを受け容れ、

いかに自分のものとして、つなぎ留めることができるかが大事なんですね

 

『偶然の出会い』=『初めてのこと』は、

大人になればなるほど、減っていきます。

知恵や経験により、うまくこなす、かわす知恵が付いている。

コレを、慣れ親しんだ「ホーム」と考えてみましょう。

 

が!子どもは、毎日『初めてのこと』だらけです。

見るもの・聞くもの、ぜーんぶが『初めてのこと』

子どもにとって、すべての世界が「アウェー」なんですね。

だから、脳は活性化して、若くて、元気

 

「この頃、一年が経つのが速いわぁ」という人は、

「残念・・・」だそうですよ

『初めてのこと』に出会っていないと、月日の流れが速く感じる

つまりは、脳のエイジングが始まっているということ

たしかに『初めてのこと』が日々あると、

あっという間ではありませんよね

(余談ですが・・・去年、私は公私ともに『初めてのこと』が満載で、

錯覚するほど、とても一年が長く感じました)

 

「できない」「苦手」「無理」と思っていたことが、「できた」時、

前頭葉に、脳の報酬系のドーパミンがぱぁっと出て、

活性化し、『しあわせ脳』になります

つまり・・・自分にとって“無茶ぶり”的な高めの目標を掲げ、

やり切った達成感を味わった時、

ドーパミンの放出によって、脳の学びの回路が強化されるという「強化学習」が起こり、

これが脳のアンチエイジングになるんですねー

 

ここで、公開講座での、私の『初めてのこと』体験を

ひょんなことから、壇上に呼ばれてしまい、

茂木先生からお題を与えられました

そのお題に沿って、2分間創作スピーチです

茂木先生と並び、直接会話をするだけでも緊張なのに、

いきなりお題を与えられ、創作しながら

優に100人を超える受講者の前でスピーチだなんて

すべてが『初めてのこと』、まさしく「アウェー」でした

でも、会場の笑いもさらい?拍手もいただき、

創作スピーチを終え・・・

茂木先生から、お褒めのお言葉も頂戴しました

そして、「どうだった?『できた!』『できる!』と思ったでしょ」のお言葉どおり、

たしかに、実感

きっと、私の脳内ではドーパミンが放出され、

活性化し、『しあわせ脳』になっていたと思います

 

大人が『偶然の出会い』にめぐり会うこと自体、相当ラッキー

だから、出会った時には、「やったー脳が若返る~」と喜んで、

「予想外」のごほうびを脳に与え、「幸福な脳」をつくっていきましょう

そして、ラッキーハッピーいい毎日をおすごしくださいね。

 

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